能登半島のキリコ(奉燈)祭りの中で最大級。漁師の町、石川県七尾市石崎町の八幡神社の夏祭りに奉納する行事。1基のキリコを男達約100人によって担ぎ、キリコ6基が乱舞する。夜にはキリコに灯りが燈り、キリコに描かれた武者絵や大書の墨字が幻想的な情景となり、祭りは熱狂のまま深夜遅くまで繰り広げられます。
石崎奉燈祭りでは、祭囃子に合わせ、ねじり鉢巻にサラシを巻きお守を携えた男衆が「サッカサイ、サカサッサイ、イヤサカサー」の掛け声で家の軒をかすめるようにキリコを担ぎ回し、交差点の堂前広場で乱舞が行われます。なんと、お隣の町は、和倉温泉。お祭りの後の湯も楽しみの一つです。