福岡城址や鴻臚館跡など、福岡の歴史が詰まった舞鶴公園はサクラの名所として知られ、サクラの季節には本丸跡、お堀沿い、陸上競技場の周辺は大勢の来園者で賑わいます。また、園内ではウメ、フジ、ハナショウブなど季節の花々を楽しむことができますが、これからの季節に忘れてはならないのが牡丹と芍薬。舞鶴公園の牡丹芍薬園は、黒田官兵衛が晩年を過ごしたとされる御鷹屋敷跡にあり、その広い敷地内には牡丹21種400株、芍薬18種1400株の大輪の花が4月から5月にかけて次々に満開を迎え、園内には牡丹や芍薬の甘く上品な香りが漂います。開花に合わせ花見台が設置されますので、いつもより少し高い位置からもご覧いただけます。