鬼平・五鉄ゆかりの名物「軍鶏鍋」

東京では珍しい八丁味噌を使った伝統の「軍鶏鍋」や
両国近辺には力士の定番「ちゃんこ鍋」も数多くあります。


▲ かど屋自慢の八丁味噌仕立て「軍鶏鍋」

池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」に登場する軍鶏鍋屋のモデルになった「かど家」の名物看板メニューの八丁味噌仕立て「軍鶏鍋」、文久二年(1862年)創業の銘店ですから実に150年以上に渡り江戸っ子の舌を唸らせてきたわけですね。


JR両国駅周辺には実に多くのちゃんこ鍋のお店が軒を連ねている、さすが相撲の町。中でも古民家風一軒家の「ちゃんこ川崎」は昭和12年に元力士・横手山が創業。以来鶏ガラで丁寧に出汁をとった「ソップ炊き」と呼ばれる鶏ちゃんこが人気の老舗店、カウンター席で鍋をつつきながら樽酒をたしなむ馴染みのゲストも多いとか。


享保三年(1718年)創業の猪料理の老舗「ももんじや」。ももんじとは百獣のことで、肉食禁忌の風潮があった江戸時代だが猪の肉は冷え性や疲労回復に効果があり「山くじら」「薬食い」等と称され密かに食べられていた。深紅色した赤身と白い脂身が特徴で別名「ぼたん鍋」とも言われ、看板メニューは味噌仕立てのすき焼き鍋で特によく煮込んだ猪のバラ肉は味がよく染み込み滋味深く絶品と評判。いずれのお店もお料理に合った日本酒、焼酎、特にももんじやはワインも豊富に取り揃えている。

各店舗への予約お問い合わせはGoogle map 参照。

両国鍋スポット

名前 かど家
電話 03-3631-5007
住所

東京都墨田区緑1-6-13


名前 ちゃんこ川崎
電話 03-3631-2529
住所

東京都墨田区両国2-13-1


名前 ももんじ屋
電話 03-3631-5596
住所

東京都墨田区両国1-10-2